小沢一郎がんばれ

 この国が、郷土暮らしを富まそうと汗して学校作りした各地地域の人民から教育の主権奪い取り、手前勝手な目的合理性国家の中堅なる人材養成の制度を中核にしたってのは、地場の田舎の学校の昔の資料漁った時に肌身で感じた。

 以来、言われたことの処理整頓だけ=人の力の一面だけ突出した宦官頭脳、偏差値頭脳共が不当に持ち上げられ、ピラミッドのヒエラルキーとつるんだ幻想にあぐらかき、不当に威張りくさり、でけえ面して社会かっ歩して来たのは散々見てきた。役人だけじゃねえ、普通のカイシャ、組織マスコミ、さらにはこの手と一線面の左翼、労働運動、市民共の性根の中にも、損得打算の本音と根深く結び付いて居座ってるのを。

 小沢一郎はいいとは思わねえ。本音は帝国明治への郷愁だろうと感じるからだ。

 だが今俺ははっきり言う。がんばれ小沢。おめえは今、人民主権に向かう流れの中にいる。おめえ自身、好もうが好むめえが。そういうおめえを、宦官共の損得打算、嫉妬ひがみが袋叩きしてるだけなのだ。おめえを多分意図せずそうさせてるのは、田中角栄という人民性の亡霊だ。言われたことはやりました、あとは権謀術策、立ち回り。こいつで威張り腐る宦官、偏差値頭脳、できあいのピラミッド・閨閥等々に載っかるあぐらの人生処世(東京もんの生き方)とは別の位相で生きたところの。

 帝国明治のはりぼてに復帰か。人民性を貫くか。ここは一つの正念場。


 共鳴共感、義理人情、人の並立、人民民主の共和制万歳。一人ひとりに根ざしたインターナショナリズム万歳。