2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
自分をぶち壊し、解体して次に進む。これほど面白いことはねえ。 どっかの奴が言っていた。相撲は日本文化。八百長に憤るなんてグローバリズムに汚染された馬鹿野郎と。 馬鹿はおめえだよ。大概の奴は興味無くしてるんさ。憤る以前に。 文化だのなんだのが成…
インターネットの書き物は、十年前くらいまでのものが断然面白かった気がする。 素直というか無邪気な期待というか、干からびた日常以上のものがある訳が無いのは分かっていても、初めの時代のわくわく感みたいなものはあったんだろう。 俺はその頃はまだ、…
かつて三島由紀夫は言った。 会いに来たという田舎者の闖入者に。 軽蔑を込めてと、わざわざ言い添えて。 お前は、俺達の与り知らぬ荒野から来たのだと。 そう。みんな荒野からだ。新たなものは。バルバロイとして。 そうしてローマは、古代の市民社会は滅び…
先日、久しぶりに山崎ハコを見た。国営放送で。 ずい分声が出なくなった。仕方ねえか。小っちゃな体で苦労舐めりゃ。 感性さえも平均化された中じゃ、ハコは浮いてた。 マスなる場所でハコが売れねえ訳がよく分かる。 人はするりと避けて通る。生身の人生か…
共鳴共感はいい。腹の底からの共感。 自前の経験=実行に根ざすからだ。お互い。 この手の者は、枝葉の言葉でこけたりはしねえ。 真っ当な根っこが、裾野があるからだ。言葉に。 言葉にすがる奴はクズ。上っ面ですぐこける。 狭小・矮小な人生の間口。 その…
不満を革新と勘違いするな。 この視野だと、ほとんどの「革新」は消えて無くなる。 散々見てきた光景だ。 (付記 ―俺自身へ―) もの作りな。自前のもの。
俺の田舎は、老人医療費が全国一かからないらしい。長寿の地域とも言われる。 生命保険や損害保険なんかも、一番の黒字地域じゃないかな。保険会社にとっちゃ。 俺はこういう田舎が嫌だった。今も嫌と思うことはある。権威に弱い真面目さというのはあるから…
くだらぬ自信は持たぬこと。 無心、虚心に生きること。わが身信じて、腹据えて。
思想という薬は苦い。それが真っ当ならば。 刃は自分にも向くからだ。 これに耐える者に出会ったためしはない。 不満は言う。お追従はほしい。自分を変えるのは死んでも嫌。 砂糖菓子が欲しいだけ。 延々汗した自前の人生。これに泥塗るだけ。この手の者と関…
劣情で出来上がった馬鹿が、劣情を刺激する。 劣情? はりぼての自負ってやつさ。 何んかの上に腰掛ける奴のね。
さる知恵に乗るこたぁねえさ。 国家なんざクソだ。あっちもこっちも。 十字軍になんかなったら駄目だぜ。アメ公の。 へらへら笑ってどことも付き合えばいいんさ。もの作りながら。 作ったもん勝ち。 そっから色々やらせりゃいいんさ。サービス業の国家にゃ。…
子供産んでも女は根無し草。頭でっかちな女は。 もの作っても男は根無し草。頭でっかちは男は。 体当たりで作るんさ。ものは。 さてあんたの言う根っことは? 自前の肉体感性の、その向こうの普遍、人民の海さ。 分かる奴ぁ分かる。説教して教える話じゃねえ…
子供産まねえ女は根無し草。 家庭持たねえ男のように。 家庭持っても男は根無し草。 もの作らねえ奴は。 もの作っても男は根無し草。 女を家庭を下位に見る奴は。 何のために生きるんか。これ分からねえ奴が作ったものなんざ、所詮まがい物、はた迷惑の慎太…
クソ忙しい人生のなぐり書き。 思想なんておこがましい。 雑記帳だ。 自分のためのなぐり書き。 読みたい奴は勝手に読めや。 ちっとは何んか吸い込むべ。体持った奴なら。 サラリーマン、インテリ・知識人、市民共はお呼びじゃねえ雑記帳。 ほとんど誰も来ね…
ほんとに自分が生きようと感じたら、 こんな場所でものなんか言わねえさ。
なんにもしねえことで保たれる正義。 庶民面するやつ、インテリ面するやつ…。イコール、なんかの上に寝そべるやつ。 どれもみんな正義の体制、お寝んねのベッドが必要。 動体視力じゃねえ、静体視力の「正義」。 この手はぴ〜ちくぱ〜ちく言うさ。産み出す者…
学生への仕送りが80年代並みに低下とか。 人と付き合えねえおたくでぱ〜で、自負心ばかり肥大したサラリーマンやインテリになるんなら、大学なんか出ねえ方が間違いなくいい。 まともにもの考える奴は、何やったってそうする。考えねえ奴は、どこ出たって…
トータルなもの。それは人の心(存在そのもの)だ。 人を自分をトータルに感じる。 これは頭で人(自分)と関わらないに尽きると、俺は経験的に思っている。 何のことはない。子供の頃に持っていた感性に戻るということだった。 子供の頃と違うのは、要点(…
言葉ってやつは、膨大な無駄なエネルギー。 言葉なんかにしなくたって、前に進める。 しない方が前に進めることの方が、ずっと多い。 不安だから、不満だから、寂しいからしゃべる。 止めたがいい。そうする自分は。 自分が今居る無の世界。ぐだぐだ思わぬ実…
有は無に如かず。 この手のもんは俺にゃ作れん。 俺は具象の饅頭屋。 有なんざ、無の大海に浮かぶ小島。 このこと腹に据えて作るさ。饅頭。生きてる間は。 (付記) 人が食って胸くそ悪くなるもんはいかんなあ…。 さて、どうする…。 万人向けは無理として、…
Oh, give me a home where the buffalo roam, Where the deer and the antelope play, Where seldom is heard a discouraging word, And the skies are not cloudy all day. Home,home on the range, 英語の意味が多少分かるようになった頃。高校の頃だった…
腹の底から湧き出る自分の糸を紡げ。 その中で活路を見つけろ。どんなに難儀でも。 要求されるのは大概、というよりほとんどが形式。 形式に見合う最低限の賃金。めいっぱいのノルマ。 それを内容(実質)で満たそうとすれば、自分の首を間違い無く絞める。 …
人はそれぞれが恒星だ。 衛星だって構わねえさ。その星自体の質量で他と関わっている。 この実感(認識じゃ駄目だぜ)は重要だ。人の並立に。人と関わる真っ当な商売に。 非政治からの政治。それは結局ここに至る。人の並立の共和制。それぞれの質量で腹据え…
鶴田浩二『街のサンドイッチマン』http://www.youtube.com/watch?v=dq2y5k9w1SU 俺は子供の頃、この歌がなぜか好きだった。流行ったのは1950年代前半。 5〜6年後だろう。洟たれの飢鬼が口ずさんだのは。 宮川哲夫という作詞家の歌は、子供心に不思議に焼き…
「共鳴共感、義理人情、人の並立、人民民主の共和制。一人ひとりに根を置くインターナショナリズム」 この宣伝文句の中で一番大事なのは、「人の並立」だと俺は思っている。共鳴共感も義理人情も人民民主も共和制も、一人ひとりのインターナショナリズムも全…
四、五年前も書いたが三十一年前、嫁さん子供達と田舎に舞い戻った最初の年。たまたま、ある田舎暮らしの作家に会った。食い詰めて始めたやっつけ仕事で。冬間近、冷え切った岩山のふもとに家はあった。 憧れの田舎暮らし。そんなもん、まるで流行らぬその頃…