2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

労働

労働=もの作りの根源。 それはトータルに事物を感じ取る感性だ。愛情と同種。 この種の姿勢と生き方は、労働を労働力(金を産む手段)とするのみの社会では困難に出くわす。 だが発見発明、自己改革、社会的革命への洞察と力の基盤もここに存在する。

今朝のひと言 その2

奴隷にならないように腹を決める

今朝のひと言

体より頭が重くならないように注意しよう。

大局観

人には大局観というものが必要です。 それは誇大妄想だの鳥瞰的視野などではなく、人や自分や現実の全体を感じ取る力だろうと思います。 部分に落ち込むことなく全体を構想しようと挌闘したカール・マルクスは、その代表者の一人だと思います。

この国と宗教改革

「311以前から日本は狂ってましたから」。 経験的にそれは1970年頃からのように思います。 心が感じたものに拠らなくなり、風向きを嗅いで得な方になびく。 この生き方では社会の仕組みに寄り添うしか無くなる訳です。 仕組みの綻びが明らかになった今、この…

ナショナリズムの罠

反米、反政府、反TPPや自己のアイデンティティの発見が民族的自覚のようなものに行き着く。この傾向がこの頃みられるように思います。 これは一口に言えば、人が陥り易い巧妙な罠だろうと思います。 愚かで浅墓な国家主義者(例えば今の首相)を批判する…

勝手な感想・志という名の虚構と人の暮らし

亡くなって初めて知る人、中川六平さん。 出版人の羊頭狗肉的体質が露顕した時代、「現代書館はいい」と言っていた者がいましたが、この人の存在も与っていたのかも知れません。 新潟人は形式を越えた性格の持ち主が多いというのが、経験的に感じる所です。…

入れ込まない

一つ(一人)に入れ込まない―。 知識や観念ではない、心に依拠して関われば必然的にそうなります。

意識下を直観しよう

全体として現象するもの(国家や民族、階級等)と自分を同一化させたい衝動は、真心等にどんなに根ざしているように見えても―当人自身そう思っていても―支配の欲念や野望の表れなのだろうと思います。 自分を振り返ってみることです。

変革

「日本のテレビは相当に幼稚でレベルが低いらしい」(兵頭正俊さん)。 こうなった要因はテレビに限らずですが、自分を大人に見せかけた先例踏襲の組織社会が、若い人達の心の内に芽生えた問題意識の芽を摘み取ってきた結果だろうと思います。 サラリーマン…

猪瀬直樹、橋川文三

「大学在学中は新左翼学生運動の指導者…革命的共産主義者同盟全国委員会…信州大全共闘議長…反米・反イスラエルの10.21国際反戦デー闘争…参加…明治大学大学院政治経済学研究科…前期課程にて政治学者の橋川文三に師事…ビル清掃等を経て作家活動…」(「猪瀬直樹…

実生活における縦社会の克服

いまだ封建制を引きずった縦社会。 致命的欠陥は人間同士の連帯が困難なことです。これは長年痛感してきました。 社会的に同等な人々や手の届く範囲の上の人達、下の人達には競争意識や優越感などが働く。 批評はするが気持ちには飛び込まない縦社会の精神構…

微量元素としての哲学

日本の正当思想や生き方とされるものは明治以降、主君への忠節を根底に置く幕藩体制下の武士(封建サラリーマン)のそれでした。左翼やリベラルとされる人々の根底もこれでしかないというのが実感です⇒「本末転倒こそ大和魂の真髄 」 ほんの一握りの武士階級…