2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとり言の世界は大事

経験的に思うのは、自分の世界を密度濃く。こいつが大事ってこと。 こいつが濃くなりゃいろんなアイデア、ヒントが浮かぶ。構想が浮かぶ。知恵だって浮かぶ。 思想発想の根底は体感。体感の密度ってこと。自分で感じて自分で実行。この繰り返しが積み重ねが…

共和制の魂 その六  ―あちら側じゃねえ、こちら側の思想―

自民党にゃ哲学無かったと、どっかに書いてあった。無くてよかったさ。 こいつらが作る哲学ときたら、天皇・国体・靖国・修身のたぐいの焼き直しに決まってるからね。焼き直しどころか、またぞろそのもの出したがる僕ちゃん元首相一派もいるべ。 前も言った…

共和制の魂 その五  ―一般論と自分―

おとといに付け加えてて、言いたくなった。 一般論に身を委ね。 自分無え奴、捨てた奴の特権。 投げられたエサに都合よく食いつき、都合よく時流に乗り利権に乗り、都合よく人差別し、過ぎちまった日の栄光ひけらかし、真っ当な奴は誰ひとり近寄らなくなった…

りんごは体にいい

http://www.youtube.com/watch?v=mf6isntiR00 久しぶりに村下孝蔵。 りんごは体にいい。うんこよく出る。 これでこの歳まで体調持ったってことはある。 農家の爺ちゃん婆ちゃんの、出荷し損ないのはね出しリンゴ。こいつ毎日食って年末越え。 氷で冷やして食…

「山崎ハコ」

ろくに知らねえもん言うんだから、「 」付けるしかねえ。 自分の穴掘れ。ハコにゃぴったりだべ。この言葉。 『♪望郷』なんていい曲。歌詞の字面はありきたり。上っ面の言葉じゃねえのはよく分かる。体から絞ったもんなら。 流行ろうが流行るめえが自分の歌歌…

風呂上りのひとり言  ―マスのゴミか、ゴミのマスか―

マスゴミなんて言い方がこの頃あるが、言い得て妙とはこのこと。 撮影屋時代から数えりゃ37年。否応なく関わることあった俺は、言わんとするところ骨身に沁みて実感してきた。 文はめんど臭いので、ゴミなる理由を箇条書きした。○自分は頭いいと思ってる。…

共和制の魂 その四  えせ共同体

高度化しちゃった世の中のお里が知れて、「人情、自然たっぷり」のふるさと回帰ブーム。 さあさいらっしゃい。手づくりものづくり、真っ当な汗で売り込むぺんぺん草の田舎。 先日、やり手男にあった。白豚になっちゃった都会の人たちと交流。頭でっかちの餓…

共同体は人の心・付記

昨日の付記のつもりで書いたが、書いてて頭にきたのでここに載せる。 ゲゼルシャフト・ゲマインシャフトのテンニースもそうだろけど、学者なんてのは大概、社会の実体知らねえで勝手に夢見る坊ちゃんだ。だから昔は良かった、自然と人情の村社会は良かったの…

共和制の魂 その三  共同体は人の心

昔、ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへってのがあった。 ゲマインシャフト「成員が互いに感情的に融合し、全人格をもって結合する社会。血縁に基づく家族、地域に基づく集落、友愛に基づく都市など」 ゲゼルシャフト 「成員が各自の利益的関心に基づいて…

今日も一日ばかになる

もっと深く絶望せよってのが昔あった。吉本隆明。 人当て込むなってのと一緒。経験的にゃ。 ばかになるってのも同じ。全体感じてぼ〜っと生きる。娑婆に蔓延の断片的なもん(他人)と一線二線。 難しいってば難しい。言った当人だって中々できねえんだからね…

共和制の魂 ―上っ面と身体性―

昔、メルロー・ポンティっての読んだ。ほとんど忘れちまったけど。田舎へ舞い戻り、家が狭くて実家に預けといた本は親父の死後、金の亡者体裁の亡者、イエつまみ食いの長男なる男に全部捨てられた。 サルトルの観念性に対抗するってな言い方されてたが、対抗…

息子の嫁さん ―夕暮れ時のひとり言―

去年結婚した息子夫婦が先日、引越し途中で家に寄った。赤ん坊連れて。連絡受けた嫁さん、大変なのでわざわざ寄らんでいいのにとメールしたけど。 東北の田舎町から大阪へ。住む家は、昔わが家が住んだアパートから百メートルと離れねえ場所。ネットで見つけ…

流行とアート

人に景色に現象に目を向けさせるのは、流行だ。 自分に目を向けさせるのは、アート・芸術だ。 逃避逃走、豚眠の時代、忌み嫌われた山崎ハコは、真っ当な歌い手、表現者だ。

もの作る野良犬・Ⅱ ―共和制の感性―

人は元々、もの作る野良犬だ。 自由の野良犬、作ることが存在根拠の野良犬。 反発、抵抗、反体制。これらは総て、作ることの結果じゃねえと駄目だ。 作らねえ者達の抵抗。この種の抵抗がなぜ空しいかは自明だ。これらの抵抗者は、体制という名の父親の膝の上…

芸術と芸能

人の気持ち動かすもの、黙らすものが芸術だとすりゃ、山崎ハコにゃそれがある。 何度も言っちまうけど、中島みゆき、加藤登紀子、吉田拓郎(この字だっけ)、松任谷由実etc.のたぐいにゃ(フォーク系のほとんどにゃ)、これがねえ。時代と集団の気分歌うだけ…

午後のひとり言

何んだか知らねえが嫁さんにいきなり、唐突に言われた。「人のお陰がなきゃ生きちゃいけないよ」。 俺は人生これまで、人の世話になろうと思ったことはねえ。何度かでくわした窮地も、全部が全部飛び込み営業方式で乗り切ってきた。職安のたぐいは使ったけど…

あほの小林 その2

小林秀雄は言った。「大衆小説に最敬礼」。 あほちゃうか。てよりもただのあほ。または詐欺師。知った顔売りの。 ほんとかどうか知らねえが、いっ時小林は釜ヶ崎にいたと聞いたことがある。権力権威の膝元の小商人、東京人。売り方ぐらい先刻承知だべ。 大衆…

夜更けの馬鹿話

山崎ハコと中島みゆきってのが比較された時期があったらしい。ひでえ上げ底時代になってたってこったろ。 片やフォークの歌い手。片や流行歌手。またはヒトに触れるもん歌うか、俗世の「みんな」歌うか。 比較にならんもん比較。糞達ばかりのあほ時代だった…

沈黙 ―共和制の魂―

母なる故郷はわが内に。人の基盤はこんなもんだろ。 こいつをわが身に醸成するのは、他者に、既成の制度仕組み権威にわが身を委ねねえ強さ。沈黙だ。 沈黙はなぜ大事か? 凝集力だからだ。自分への。 余分なことは言わねえ。安易に乗らねえ。くだらねえもん…

過去は水に流しちゃいけねえ ―昨夜のひとり言より―

過去は水に流しちゃいけねえ。ほんとの過去にならねえ限り。 どんなに遠い日でも。

勝手なひとり言

「日本人として初」などの形容詞がどこかちんけに響くのは、松井の良さだべ。その点野茂に似てる。 その種の色分けとは別の自分の世界。こういうのは大事。有名だろうが無名だろうが。 一人ひとりの普通の世界だけどね。ヘンなとこで力まねえところの。 (付…

もの作る

「山崎ハコ」貶める時代は、確かにあった。 時代ったって、人のやることだからね。 追っかけてきてまで貶める奴は結構いた。というより普通にいた。腕組み、評論、分別臭。アタマ悪りいのはもろに。 グリムだったかアンデルセンだったか、返事しちゃいけねえ…

今日の終わりに

(制作は別人らしいけど) http://www.youtube.com/watch?v=8HRvDgw4Bm8 山崎ハコってのは、「♪電線音頭」程度の時代に場違いに出てきた歌い手だべ。 自分歌えばいいんさ。いつも自分の場所で。時代が糞だろが何んだろが。 それが幸せってもん。すけべ根性、…

アングラもイメージ化しちまうと… Ⅱ ―アングラ面はなぜ糞か―

とうの昔に消え失せたはずの学生くずれ、アングラ気取りが、明治のアンダーグラウンド・「国家に反逆」著名人考える会。 骨身に沁みて共感? またぞろイメージに食いつき、食い物だべ。何んかの時流、商品価値嗅ぎ分けて。 無名無銘にゃ寄り付きもしねべ? …

アングラもイメージ化しちまうと…

うっとうしさが仲間面して来るってのも、たまらねえもんはあるべ。一人ひとりさ。とりわけアンダーグラウンドは。 http://www.youtube.com/watch?v=cX-bwUGGJcs (付記) こんな秋日和に、屋内でしょぼつくのはどうにも…。

表にゃ出ちゃいけねえ

人間、表にゃ出ねえ方がいい。ていうか出ちゃいけねえ。 お天と様の下なんかは、とってもいいんだけどね。いけねえのは、マスなる世界。いい例がテレビのたぐい。条件反射の世界。体感、魂通さねえところの。 見た目だけになる。人がどう見てるかだけのてめ…

菌糸ときのこ・Ⅱ

魂、心、菌糸の世界。地べたの下の菌根の世界。こいつが無けりゃ空念仏。 どんな抽象もこいつが根っこ、反映さ。安易お手軽、レディメード、組み合わせキットじゃねえんだからね。 体で生きる。体感で生きる。しんどくても。手間かかっても。お手軽キット共…