2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

政治って奴は誰がやっても、個々の喜び悲しみなんざ救い切れねえ、十把一からげの大なただ。 何やってもどっかで線引き、ぶった切るしかねえ。 例えば医療費。年寄り増えて医療費かさむのは、当たりめえだ。いってえ誰が面倒見る。現役世代がアカの他人の親…

田舎放送の下請け辞めた男に会った。五十半ば過ぎ。人生不利なの承知だろ。それでも蹴飛ばす男の意地。カケラ程度持つ奴に出くわすのも稀。 「奴ら、立場でしか仕事しねえ」。奴らとは言わずもがな。散々出くわしたことだ。「奴ら」の時から。 「立場だけじ…

勤勉って言葉好きじゃねえが、ほかに浮かばねえので使う。 俺は、人は勤勉じゃなきゃいけねえと思ってる。何かを生み出すにゃ、嫌でも時間をかけるしかねえ。そうしねえと何も作れねえからだ。現実に。 本気で何んか作ろうと思や、八時間労働もクソも無くな…

これを言ったのは、俺の田舎の教育の仕組み組み立てた、ある人物だ。 明治の前期、1880年代にこの県の教育の仕組み作った男。ある旧制中学の歴史掘り返した時に偶然出くわした、今となりゃ歴史資料の整理屋ぐらいしか覚えちゃいねえ人物。 「優秀な教員…

  (初出 09/15/2006 やめちまった所より)

人が喜んでくれる。誰かがきっと見ていてくれる。人のため、世のため。 この感覚は自分を誤る。 人は自分のために生きる。自分の世界のために。無意識も含めた自分のため。体感のため。 頭が勝手に動き出す前に、他人にかき回される前に、ぼ〜っと感じる自分…

俺が学生だった頃、『あしたのジョー』という漫画が流行ってた。 当時俺は、この漫画の面白さは原作だけじゃない、ちばてつやという漫画家が描き出す画の力だと、勝手に思い込んでいた。思い込みは当たってたんだろうと今思う。 ちばてつやの漫画の面白さは…

 小児病のなれの果て

そういえば先日、桃井なんとかという女タレントが何とか褒章に選ばれたとか。 「もう絶対、死ぬまで間違ったことできないと思ってます」 今まで何だったの? 左翼好みの女だったね。昔ある労組の親分が「いい女優だなあ」 この程度だったってこと。この国の…

  行ってきた

下の子の結婚式に行ってきた。 港街の安い教会で挙式。自分達で費用の全部まかなって。 相手はいい子だった。俺の知る範囲じゃ中央志向きつい印象の、ある海沿いの城下町の生まれ。その他はまるで聞かされず、会ったこともなし。親も知らず。ずいぶん心配し…