2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

水と油の協働

水と油の協働。 男と女のことさ。 男と女は水と油。こいつは俺の六十年の人生の実感だ。根本で食い違う。生き抜く本能が違うのだ。 男ってのは一か八かに、体当たりの人生に賭ける。女ってのは日々の確かな糧を生きる。こいつはどうにも間違いねえ。 俺は嫁…

勝手な批評

「事務所に永年うまいこと使われてた気がするけど、あちこち見たりしないで歌い続けたのは良かったのかもしれない」 こんな意味のことを山崎ハコは、どこかで言ってた。 気丈に生きてるようでも、閉鎖的な男の利権社会にうまいこと使われる九州女の性みたい…

前衛、インテリ・知識人、市民面、東京人…、話の間口の狭めえ奴は駄目

話の間口。一つの言葉や話から、どれでけの幅と深さで相手を感じとれるか。 四十二年前、東京に行った俺が一番感じたのは、東京出の学生共のこの手の間口の狭さだった。 遊び呆けるぼんくら学生もだったが、特に感じたのは学生運動のたぐいに首突っ込む前衛…

男らしさの本質

男らしさの本質。 これを言うとどこか胡散臭かったり女が眉ひそめたりするのは、封建体質と結託した上げ底の九州男児のように、この手の言辞が永年、男の利権(財産権の継承etc.)と結び付いて来たからだ。 だが男ならこいつについちゃ、徹底して考える必要…

この国の受験制度=科挙学歴制度は官僚頭脳養成制度と見切るべし

科挙学歴制度は官僚頭脳養成制度と見切るべし。 当たりめえの話なんだけどね。この当たりめえが見切られねえまま血肉にまで食い込んで、にっちもさっちも行かなくなっちまってるのが、この国と社会だ。 どんな奴と会っても、はっきりと分かる腹ん中。象徴す…

九州男児の虚構 その二

「いいおばあちゃんだったけど、これだけはどうしても受け入れられなかった。それは『男の人には逆らっちゃいけないよ(正確にゃ「女が黙ってる方が丸く収まる」)』と言われたこと」。 大分出の山崎ハコがいつか言ったことが、どっかに載ってた。 この話は…

「♪悲惨な戦い」

六ヶ月の孫娘を風呂に入れた。 落っことさねえかと俺は緊張。緊張が伝わり孫娘も緊張。 買って来たマットの上で体洗ってやった時。不安定で、何んかつかむもんないかと両手ばたつかせる孫娘。手近なつり革を、いきなりむんず。 風呂上がって嫁さんに話したら…

思い上がりの構造 その三  お利巧さんの構造と蛙の面にションベン

蛙の面にションベン。知らぬ顔の半兵衛。 これでいいと俺は思ってる。娑婆の人生。 できる範囲、及ぶ範囲で生きりゃいい。自前の心失わねえで。言いてえ奴にゃ言わせといて。 利巧ぶらねえこと。こいつが何より大事なのだ。 朱子学由来、明治手製のピラミッ…

思い上がりの構造 その二  自前の経験、虚構の経験

経験が大事なんて言うと、たいがい爺いの言うこと聞けみたいな話と勘違いされるが、とんでもねえとはこのこと。 何の経験も積まねえまま人生上がった面して、のうのうと生きてるクソ爺いクソ婆あはこの世にゃわんさ。 この手のクズほど説教したがる。「上→下…