2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

沈黙の意味 その四

言葉以前の世界たどると、自然に行き着く。この国の自然に。 馬鹿言っちゃいけねえよ。汗水垂らして働かねえからさ。すがるからさ。観念坊主が自前の肉体忘れて。 価値の源ってなんだ? 口先だけじゃねえ愛情って何だ? 働けや。単純な事実だ。

沈黙の意味 その三

人間ってのは弱えもんだ。 どうしても神を欲しがる。自分に命令してくれる根拠。納得させてくれる根拠。 俺はガキの頃、神社が大好きだった。裏山の神社の鳥居、お守りに書いて持ってた。小学1、2年の頃だったか。不安だったってことだ。 不安って奴。こい…

俺は、ムラというものがいいものだったとは思っちゃいねえ。良くも悪しくも「トータル」なこの世界は、息が詰まる世界でもあったからだ。因習が支配する、百年一日の、にっちもさっちも行かねえ世界。だから若者達は「明るい外界」を目指した。学生という、…

自立、自立と言っちゃいるが、港が無けりゃ自立は無理だ。無理じゃなくても、極めて困難、いばらの道。 子供が事件起こしたなんて話聞くたびに、思う。 俺の子も紙一重だった。俺自身だって。 ヒトは帰る港が無きゃ、どこへ飛んで行っちまうか分からねえ代物…

中央集権の虚構に乗っかり、虚構支える仕組みに乗っかり 汗を知らず、真の努力を知らず 自分を虚妄で飾り、省みず 勝手に「下界」見下す愚物達。 自分ちょろまかす立場とゼニ。こいつに裏付けられりゃ、虚妄も実体かい? お前らが田舎モン見下すのは、在野見…

 馬鹿も休みやすみ

何かの映画だかドキュメンタリーだかが、靖国は侵略戦争遂行の精神支柱とやったら、どこぞの国会議員が「イデオロギーだ」。 「自然」に人殺しした者達の末裔。

若い頃の吉本隆明にゃ真っ当な勘、または体感があった。 その一つが中野重治の小説『村の家』の感想だ。俺の記憶だけの記述だが、そのまま書く。 特高にパクられ、左翼から転向して北陸の田舎に戻った主人公(多分中野自身)に、郷里の村の家に住む父親は言…

俺がはっきり決めたこと。 「知性」とのなれ合いは、100%止める。 このクニの批判者にゃ、「知性」しか居ねえってのは、60年近い人生で嫌ってほど出くわしてきた。 誤魔化されちゃいけねえってのは、このこと。 批判者は、「知性」なる丘の上の批判者…