2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

何年か前、北海道東端で働いてた娘を、嫁さんと訪ねた。 ここ三十年近くの間、最初で最後。仕事放っぽらかし。俺にしちゃ長げえ一週間の休みだった。 娘は、車であちこち案内した。営業したことはあるが、客になったことは皆無のペンションとやらにも泊った…

モラルリスクとボウフラ

[思想・哲学・宗教(自分とは)][共和制] 社会主義のたぐいが何で駄目かは、はっきりしてる。保険で言やモラルリスクから、理念が目ぇ背けるからだ。あり得ねえ「みんな一緒」。腹別だから、余計始末悪りい。陰湿になる。 陰湿だろ? みんな一緒の「全体」主…

BBCとかが作った、アウシュビッツの話見た。 ここのドキュメンタリーってのは、科学ものもそうだけど、関心の根源、素直にたどるとこがある。ほんわか装う共同幻想、叙情等々でちょろまかさねえで。サラリーマンの限界って個所も、思考停止で避けたりしね…

感想 [日々雑感]

五輪で投げた上原ってのは、何んかいい。 どん臭い大阪野郎のよさがある。野茂なんかも、そんな感じだけどね。 いろんなもん感じてるんだろ。 (注記)上原代表引退「上位と力差あった」/野球 8月24日10時8分配信 日刊スポーツ

共和制の真髄 [共和制]

共和制の真髄。こいつは、たった一言。良心に素直に。 「良心」にも色々あるさ。クジラ食っちゃいけません。食べるため作られた生き物が牛ブタです、等々。 良心の見極め。てめえでやれや。そんでもって敢えて言うぜ、普遍の魂。良心に素直に。 見極め。こい…

ニッポン思想に欠けてるのは、民衆の魂だ。 てめえの言葉で喋れってことだよ。イタコばっかやってねえで。

日本思想、東洋思想に欠けてるもん。それは上っ面の言葉や観念じゃねえ、情念肉体備えた言葉だ。思いだ。 農耕文化ってばそれまでだが、彼方に天子・皇帝仰ぐ農民の政治的ニヒリズムって奴は、ロシア革命でも中国革命でも変わらなかった。民衆革命の素地宿し…

娑婆へ出てから気持ちに沁み込む本ってのは、いい。 岩波文庫で出てた『西郷南洲遺訓』なんてのは、俺にとっちゃそうだ。 戊辰戦争の時恩義感じた敵軍・幕府側の元庄内藩士が、記憶・聞き書きとかでまとめた本。 持ち上げ過ぎもあるんかも知んねえが、西郷の…

古今伝授と自分

[思想・哲学・宗教(自分とは)][共和制] 読書百遍、意おのずから通ず。 俺がガキの頃、親父はよく言ってた。 そう。行間を読むってのと同じ。徹底的に読み込むと、言った本人、書いた本人も気付かねえものまで、見えてくることはある。 一つの世界にある時…

インターナショナル

[共和制] ♪始めはいつも アンタ独りなんだよ 人の絆は こっからさ こいつが俺の『♪インターナショナル』。

日本のプロ野球。ほんと久しぶりに見た。五輪で。五輪もまるで久しぶり。 見なくなって十何年。たまにニュースで耳にするぐれえだから、選手の名前大半は知らねえ。見てあらためで分かった。見なくなっちまった訳。 俺はガキの頃、西鉄ライオンズのファンだ…

草野球だが、二十代前半の頃、ストレートだけは速かった。ストレートだけだけどね。投げれたのは。 関西に行った年だったか。茨木っていう、薄汚ねえだけの町の市役所脇に、グラウンドがあった。たまたま、平安高で捕手だったてのと出くわしてキャッチボール…

余剰作る奴

[日々雑感][共和制] 人尊敬しねえ俺だが、敬するに価する人々ってのは、やっぱりいる。 人生の余剰、自分で作る人々だ。 共通するのは、とにかくよく働く。よく働くだけじゃなく、身に付いた知恵とやり方、持ち合わせる。苦労って感覚が薄い。手練手管もある…

肉離れと宗教改革 

[思想・哲学・宗教(自分とは)][共和制] 何とかいうマラソン選手が練習し過ぎ。肉離れで肝心かなめの本番欠場。 笑っちゃうけど笑ってられねえのは、こいつはコクミン病だからだ。平均的。どこにも転がってる。ふつーの日本人が必ず罹る―。 何でずっこける…

この世は物欲の餓鬼草紙。こいつの一大原因は、自己保存に徹して執着の女のせい。 六十年近けえ人生じゃ、例外の女一人もいねえ。この頃じゃ、知性(口先)の化けの皮一般化なので、本性一見見えにくいってだけ。嗅いでみりゃ分かるよ。 女の執着・自己保存…

男とは― (初出 10/19/2006 やめちまったサイトより)[クソ食らえインテリ・小市民(知性のウソ)]

昔読んだフランスの童話的小説に、大事なのは愛する者のために時間を割くことだとあった。なるほどと思いつつ、メルヘン趣味だろうとどこか思っていた。 これがリアリティのある話で、実行するには相当の覚悟と闘争心が必要なことは、この頃よく分かる。 た…

一代では… (初出 10/18/2006 やめちまったサイトより)[親と子(家族・家庭)]

娘が旅行に出かけた。 過去への気持ちの整理がついたのだろう。 子が幻想を追うのは、親の欠落のせいだ。この歳にななると、それはよく分かる。それによって子は、ずい分と人生を遠回りする。親はもう見守るしかない。愚かさの上塗りだけはしないようにと、…

穴掘りの思い出 (初出 10/15/2006、やめちまったサイトより)[田舎の歴史を穿ってみたら]

田舎の歴史をほじくり返して、気付いたこと、その一。 中国侵略や太平洋戦争での他国民衆、他国軍人の死者数が、どこを探しても見つからないこと。高校レベルの資料を何点かあたったけど。 これには困った。田舎の団体の通史の場合も、時代の概観程度は書か…

餓鬼草紙  [共和制]

餓鬼草紙。この世この国この娑婆は。 自己保存暴走の女が生み出す。汗かく性根忘れた男が生み出す。 在りものだけに食い付く。食い尽くす。種播くこと忘れた豚。男も女も。 この世は十把一絡げ。バナナの叩き売り。俺なんかにゃどうにもならねえ、火事場泥棒…

上げ底社会は、組織社会。サラリーマン社会、言うに及ばず。一見庶民社会でも、行政・国家の旗振りで右に左に揺れ動く隣組社会然り。個体次元で言えば、感性・思考回路まで組織化しちまってるってこと。 感じることの大事さは、毎度俺のリフレイン。体で感じ…

表現に徹しろや。 説明に陥ったら、終わりだ。 自分の人生、自己表現。ここまでだったら意味もある。一文の得にならねえ、こんなことも。 説明になったらやめろや。徒労、無駄、踏んだり蹴ったり。有害無益。見栄体裁。 造形めざした自分思え。 分かってもら…

メジャーリーグの容赦ない(?)首切り、トレードを見て、「寂しい」などというニッポンの野球人は結構いる。 厳しいトレーニング乗り越えてきた人々の言だから、言うことに意味がある? ココロが分かる? 人情味がある? 娑婆で、日雇い労働で見てると、メ…