もの作る魂 

 もの作る魂。

 打ち込むってこと。比較の性根消えるってこと。

 自分の世界。娑婆と社会と関わるほどに、諸々感じるほどに濃くなる魂。

 こいつがもの作りの魂だ。

 売り渡さねえ魂。売り渡せっこねえ。自分のもんだからね。

 交換価値は結果だ。どこまで行っても。尻尾振って勝手にくっ付いて来る他人。勝手に持ち上げて来る他人。

 また勝手にいなくなるもんだと腹決めてりゃ、腹も立たねえ。

 稼ぐに追い付く貧乏はねえ。こいつは真理。何度も何度も追い付かれ、追い越されたけど。実際は。

 ここにしかヒトの立つ場所はねえ。絶対の安心安全なんて、ありっこねえ。

 共鳴共感はあるさ。義理人情はあるさ。人民達の真っ当な海。腹決めて、ほんとに汗流してりゃ。

 人の絆なんて、社会なんて、ほんとここにしか成り立たねえ。



 共鳴共感、義理人情、人の並立、人民民主の共和制万歳。一人一人に根ざしたインターナショナリズム万歳。