マルクスのヒューマニズム。
獲物を狩るだけじゃない、産み出す主体として人間をとらえたこと。
人と動物の決定的違い。このリアリズム=ヒューマニズム。
マルクスの言う労働、労働者はその別名だ。
威張り散らし、赤旗ばかり振って何ものも生まない「労働者」は散々見てきたが、そんなものはどうでもいい。
彼の言う労働は、労働疎外は、自己決定の孤独の海で真に汗を流した者じゃないと分からない。分かりようが無い。会社のネガに過ぎない組織労働者や、サラリーマンに過ぎない講壇左翼とその郎党共には無理なのだ。
アタマ(観念)じゃないということ。分かることの根底は。