下降志向は上昇志向と同じ ―ペンキ絵の孤独と孤独、その二―

 下降志向は上昇志向と同んなじ。

 社会の仕組みを意識し、それを軸に立ち回るということ。

 魂に正直に生きれば、この国この社会ではほとんどの場合、結果として下降の道をたどる。

 それ以外は似非だ。上がろうが下がろうが。



(付記)

 こう言い換えてもいい。反体制は体制と同んなじ。

 人を社会をどれだけ腐らせたか。似非の孤独は。