共和制の魂
共和制は、わが身の外に神を持たないことだ。
体の内に神を持つ。それは、素直に自分を信じるということ。わが身の良心を。
幼い子を見ればよく分かる。人は誰も笑顔を、開かれた心を持ってこの世に現れる。
そういうわが身を信じることだ。頭じゃ無い、腹の底から。
良心の体現者は、わが身の外に神(わが身の源)を持っては駄目なのだ。
必ずそれは逆転現象を引き起こす。一部の善(利益)が全体の善であるかのごとき、幻想のシンボルとなって。
だから社会と政治の根本理念は、一人ひとりの真実に根を置いておかなければならない。
一人ひとりの善に。共和制の魂に。