ひとり言

 誰でも感じていることだろうが、悪政のもたらす社会不安が張本人たる権力者への依存の心理となって跳ね返るならば、圧政はさらに圧政を呼ぶことなる。
 「大衆は女みたいなもんだ。強く引っ叩いた方が付いてくる」。この駄言が、またぞろリアリティを帯びる季節となる。

 社会に向かって御題目を唱えても無駄だが、自分に言い聞かせることは出来る。



 共鳴共感、義理人情、人は並立、人はそれぞれ、人は誰でも造物主の共和制へ。一人ひとりに根を置くインターナショナリズムへ。