共和制の魂
この国の政治哲学や人の生き方には、基本的に若旦那の発想と使用人の発想しかない。
人と社会の何たるかを知らぬまま、アゴで使う側と使われる側と。
階級社会の実相が見えていない。
あるいは見たくない。お互いに。楽だからね、流されるのは。
全体を包み込む振りをする騙しの装置は、取り除くしかない。
このことは大抵の者は気が付いている。気が付いているが言い出さない。上記と同じ理由で。
これでは、国の形だの何だの言い出す者達に勝てるわけがない。
思想と生き方の基本骨子。ぼろ傘でもアナクロでも、言った方が明快に具体的作業をする。奴隷社会の構築だろうが何だろうが。
ぶつぶつ反対だけ唱えて黙り込んでいたんでは、当座のわが身が安まるだけ。奴隷制への一里塚で。
虚像を戴かない、一人ひとりに根ざした共和制を。一人一人に根を置くインターナショナリズムを。
(付記)
プロパガンダは言うなと忠告してくれたインテリがいた。
あんたは明治のプロパガンダが生み出し、何の反省もないまま持続する教育制度の上に載っっかって学歴という名の身分的資格を取得し、それを使って(人を騙して)飯を食ってるんじゃないのかい?