毎年正月、家族と一緒に見た火山を、今日は仕事の途中見た。
快晴の下、裾野ひく雪の山。
携帯で撮って、嫁さんと下の子にメールした。
今日帰る上の子には、夕飯の時見せよう。
嫁さんは大喜び。早速自分の携帯の壁紙に。秋の火山と差し替えた。
下の子にいまだ着信しないのは、仕事に入ったせいだろう。今夜は泊りとか。
元気でやれ。伸び伸びやれ。無理すんな。
気負わず、すがらず、生きたいようにやれ。
俺の手なんかとうに離れてるから、まるでひとり言。
気合い入れるぜ、俺は。
嫁さんと、人の世話にならねえで生きてくために。
「善」の押し付け、はね飛ばすために。
孤独に拠り、孤独と連帯するために。