りんご送った

 
 俺とぷっつんの息子の所に、米やリンゴなど送った。


 米は、嫁さんの実家の田のもの。リンゴは、近所の農家直売のもの。L玉3〜4個180円なりの実割れ。見てくれ悪りいが、熟して割れたから味はいい。


 「もうお嫁さんいるから、形いいの果物屋で買って送るしかないね」と以前、嫁さん。味はいいからと格外品直売で買い、荷造りして知人に送り、ろくに返事も来なかったのにゃ俺もこりた。もちっと金出し店から送りゃ、手間もかけずに、にこにこされた。


 息子に、これまで同様格外品送ったのは、先日初孫見に行った嫁さんの言。「ほんとにいい人だよ。お嫁さん」。


 どうかなあとも思いつつ送ったら、息子から母にすぐにメール。「いろいろありがとう。嫁さんも喜んでるよ」。昔から変わらねえ奴。ピーマン、カリフラワー、豆類と、色々すき間に詰め込んだ甲斐はあった。送料入れりゃ高く付くが、気持ち伝わりゃそれでいい。


 「できる範囲でして、それでつながるのが一番だね」と嫁さん。その通りさ。この歳んなりゃ、とりわけ。


(付記)

 りんごで思い出すのは、この曲。既出だが。村下孝蔵の、一番好きな曲のひとつ。

 http://www.youtube.com/watch?v=mf6isntiR00