オタク達の社会

 楽天監督の野村が実質首に。

 一癖二癖の野村のこと。見えねえ事情あるんだろけど、感じるのは、やり口のオタク性。楽天なる商売、人種の。

 オタク性で悪けりゃ一人よがり。一人よがりで悪けりゃ世間の狭さ。世間の狭さだ悪けりゃ狭量。人間性の。

 独善の親に育てられた狭量。科挙学歴、縦社会に仕込まれた狭量。人付き合いの薄さ軽さが生む狭量。東京人作る狭量。

 こいつに俺は、今いる糞田舎で出くわした。何度も。東京出戻りの田舎もんから。「高学歴」「先進」の自分が正しいと信じて疑わねえ。疑わねえ程度の脳みそだから、正しさなるもんとエゴの癒着にさえ気が付かねえ。

 裸の娑婆でもまれりゃ、人間少しは角が取れる。自分の馬鹿さに気が付く。飯、自分で食うしかねえんだからね。

 このリアリティ無くしたのが、見栄体裁で子育ての親。上っ面の科挙学歴制度。科挙学歴と癒着した空中楼閣社会。何んだかんだ言っても、ずっとそのまま続く。食えてるうちは。

 義理人情、感性肉体の勝負にゃ義理人情、感性肉体で勝つことだ。差しでやり合えってこと。腹据えて。自分の空っぽ誤魔化して、科挙学歴、法律制度、契約の上っ面盾に取ってちゃ駄目さ。

 …なんて言ったって、食えてるうちは絶対変わらねえ。人間は。それが東京、糞社会。