久しぶりに

 鶴田浩二『街のサンドイッチマン

http://www.youtube.com/watch?v=dq2y5k9w1SU

 俺は子供の頃、この歌がなぜか好きだった。流行ったのは1950年代前半。

 5〜6年後だろう。洟たれの飢鬼が口ずさんだのは。

 宮川哲夫という作詞家の歌は、子供心に不思議に焼き付いた。

 ああこれも、あれも宮川の歌か。そう分かったのは学生時代だったか。

 この歌の意味に気付いたのも、その頃だった。