体当たり

「希望をもつこと、お祈りをすることは簡単だが、残念ながら懸命に努力をしたときほどはよい結果を生まない。」(アンディ・ルーニー

 これは荻原魚雷という著述家のブログからの孫引き(引用ご容赦)。

 これはまるで真実だ。実感、実体験として。

 観念はドブに捨て、体当たりで必死こいて生きる時ほど豊穣なことは無い。人生にとって。

 その時、深い深い沈黙に到達すればしめたものだ。

 一人ひとりの存在根拠はそこにあると俺は思っている。


(付記)

 生きるに必死は大事だが、報われようとは思わねえことだ。これがほんとの実存。

 これを伝えられる親がいたら、子はどんなに幸せだろう。