コメント

 以下はあるブログへの俺のコメント。


 二十代で石原慎太郎を(首相に)押す者が4%ならば、この社会には可能性があると私も感じます。
 石原の支持率が高い五十〜七十歳前後の者達が、既存の力や権威に照らしてしか自分を見出せない籠の鳥的な生き方を結局抜け出せなかったのは、非難されて当然とも思う者です。この年代の人々の多くは、有無を言わせず刷り込まれたそれまでの世代と違い、自分や社会を考えるだけの知識も実生活上の知恵やヒントも、心の自立のための時間や経済のゆとりも、十二分にあったと経験的に感じるからです。特権的な教養・知識やその名残りによってしか成り立って来なかったこの国の「民主」が、諸々の虚構を衆目にさらしたリアルな出来事=原発事故を機に変革に向かうならば、発生しつつある放射能災害等々を総体として乗り越えることは可能だろうと感じています。