引用

 以下は「放射能防御プロジェクト・木下黄太のブログ」というサイトに寄せられたコメント。その通りと思うので引用してみた。(御容赦)


(※以下引用)


何を求め 何とたたかうのか (マツダマツコ) 2012-02-18 18:51:00

 驚いた。デモクラシーナウのトークショーで、ジュリアンアサンジ氏をテロリスト呼ばわりするアメリカ権力中枢の話になった時、半袖Tシャツのやたら体を激しく動かしながら強いラテン系の訛りの、実はそのせいでわりと聞き取りやすい英語で話すごっついおっちゃんが、スラヴォイシジェク氏だった。

彼の考察において、権力に抵抗する側をテロリストと言うのであれば、
「平常を送らせる」という暴力の存在にも目を向ける必要がある。

短期記憶が苦手なので、彼の表現どおりでなくてすみません。

この暴力には、今のわたしたちは、あまりにも卑近ですよね。身をもって知ることになってしまった。お互いを日常に縛りつける見えない関係性から、真実を見せなくして日常を維持させようとする報道機関、果ては、ゲットーや難民キャンプのように、福島県の人びとを囲い込もうとする露骨な政治の暴力。

わたしたちが立ち向かっている問題は、独り、日本だけのものではなくて、すでに世界のあちこちで心ある人びとが気づき、立ち上がっていたのです。(放射能防護は主には日本特有の問題ですが)

身の回りの細々とした苦労を抱え、声を上げて戦いつつ忙しい日常が現実ですが、ネット環境を活かして多くの知見を得て、広い視野で世界普遍の問題にわたしも含めてより多くのひとたちがアプローチすれば、もしかしたら、変えられる?

久しぶりに図書館に行って、シジェクの本を読んでみようと思いました。