遥か彼方の記憶の歌

 hhttp://youtu.be/wlK67jiIZxQ


 真夏の虚無。

 この衝動が胸を刺す。

 それは多分、変わらない。百年前の夏も、五十年前の夏も、昨日の夏も今日の夏も、歴史が続けば未来の夏も。

 これを忘れず生きるなら、豚舎の豚にはならねえだろう。少なくとも。

 そんな匂いのする奴にゃ、出くわすのさえ稀だった。