右傾化はいけねえな。馬鹿馬鹿し過ぎる
右傾化はいけねえな。どう考えても。
右。定義付けりゃナショナリズム(民族主義の衣を着た国家主義)のことだべ。
内向きというが、それ自体は悪い話じゃない。
空疎な観念じゃない、生身の身内を家族を大事にするというなら。民族主義にはその種のものがまだある。体に根を置く所がある。
だが右(国家主義)。こいつは内を向いた振りをする観念(虚構)だ。
「俺はあんたを心から愛しているよ」。
国家は常にこの種のPOPを掲げる。店先に。民族主義を装って。
それが統治と支配の便宜(虚言)に過ぎないのは、散々見てきたことだべ?
民主主義だの人権だの自由だの自立だの。それが、それを唱えりゃ無難に飯が食えた者達(マスゴミ、労働組合、大学や学校の先生等々、組織や組織的観念(既得権)に腰かけて「正論」を吐く者達)の虚言に過ぎないことは、俺自身散々味わって来た。
だが、その反動がまたぞろ右というんじゃ阿呆過ぎる。あんたの人生、一体何やってたんだいというレベルのお話。
右にも左にも散々騙されて、ようやくつかむもの。それこそフィクションでも何でもない、実体のあるものじゃないのかい?
(付記)
民族主義は、それ自体じゃ駄目だ。だがそこには国家主義にはない身体性がある。生身の人を愛する身体が。
真の国際主義はこの延長線上にあると、俺は思っている。
これは頭じゃない、人と体当たりで付き合ってつかむものだ。
村下孝蔵はいい奴だったんだろう。かなりいい加減だった感じもあるが。