マクロな構想を

 安倍に代表される国家主義者の欠陥は、自分とは別の世界を持つ他人を認識できない点だ。

 「民主主義とは自分と異なる考えを持つ者を根底から認めること」「人は自由な存在(主観と力で振り回すことの出来ない存在)」。

 彼らに感じる幼児性は、このことの欠落から来ている。

ファシストを乗り越え、その先に堂々巡りでは無い真の未来を築こうとうするならば、人の関係性に根ざした新たな国家観と法、契約関係を、実在としての共生世界を実現する必要があると考えている。

 それ必然的に、従来の国民国家を越えた国際主義に根ざしたものになる

ミクロな世界を生きる我々に必要なこと。それはミクロの世界で得た経験や感性、実在に根ざしたマクロな思いや構想を持つことだ。

 先ずは直観で可能だ。細部を考える前に。

 これが大事なのだ。国家と世界の在り方を「天」の専権事項にしては駄目なのだ。共生を築くために