2012-01-24から1日間の記事一覧

文学の可能性

真っ暗けな雪ん中、ストレッチしてて思い出した。 文学ってのは唯一、識者に訴えなくても食うことが可能な言葉屋世界だった。売れたらの話だとしても。横槍はいろいろ入るにしても。(ほかの言葉屋世界は、横槍だけで食えなくなる)。 文学の可能性ってのは…

識者

昔、新聞記者になった尾崎咢堂が「私は世の識者に訴えるために書く」と言ったら、聞いてた福沢諭吉が鼻くそほじくりながら、「そうかい。俺はサルに読ませるつもりで書く」と言ったとか。元ネタは雪国出の無頼派作家だったと思う。 福沢は、民衆庶民の感覚を…