信心 (初出 8/22/2006)


 さらさらと 水に流し



 永劫の秩序に身をまかせ



 自然の行為であるかのごとく 異物は押しやる



 



 それは田舎のこと 街は進んでいる



 そんな幻想も 消え失せた



 



 信心



 それが要るのは ここだろう



 入り口など多分 どこでもいい



 別の永劫ではない



 自分を信じる自分に たどり着けば