毎度おなじみリフレイン。全部含めて俺だ。


 食うため働く俺。にこにこ顔で営業の俺。ユダも俺。夢がどうのも俺。生きてるのは俺。


 信じるさ。自分の重心。こいつが頼り。こいつが一灯。


 働くぜ。生きるぜ。徹底的に。俺の人生。


 
(付記)


 ユダ軽蔑が何でいけねえかって? またぞろ巻上げるからさ。汗水たらして働く者達から。


 事務局逃げ込み・機構好き、官僚・インテリ・組織人、赤旗労組・「革新」党、俺達ゃ「働く者」の代表・民の選良。こけおどし・威圧の大伽藍。


 キリストは死んでまぬがれた? ユダ軽蔑の偽善・自己矛盾。


 愚劣の果てさ。死ぬなんて。生きてなんぼなんだぜ。残った地上の者達は。


 貧乏牧師見て、田舎もんの嫁さん言った。「働きゃいいのにね。あの人達も」。


 そうさ。泥にまみれりゃいいのさ。見せりゃいいのさ。「眼高手低」・どじな自分の実体。ばか正直のオーウェルが、スペインでしたように。弟子信徒・取り巻き達が、興ざめして遠ざかっても。


 そっからが始まりじゃねえのかい? 地上の信仰ってのは。人と自分、辛うじて救える信心ってのは。