暗記教育と想像力

      [日々雑感][共和制]

麻生首相、「大東亜戦争」と表現 戦争観問われ

2008年10月1日2時21分(asahi.com
 河村官房長官は30日の記者会見で「首相は吉田茂元総理の薫陶を子どものころから受けており、教育勅語をそらんじることができる我々同じ世代の唯一の国会議員だ。第2次世界大戦を当時の大人たちが大東亜戦争と表現していた。そういうことかなと思う」と語った。




 暗記教育はいけねえぜ。


 読書百遍…。本や漫画、ボロボロになるまで。映像・音楽、機械ぶっ壊れるまで―。こういう経験は大事さ。時にゃ作者の思い越え、気持ち膨らます。


 教育でこれやったら、お終いさ。バイアス・偏向かかっちまうからね。暗黙の強制。親教師の顔色。ちら見する餓鬼。模範解答。ろくでもねえもんしか、身に付かねえさ。


「義務教育で神話教えろ。想像力膨らむ」。こういうこと言う馬鹿がいる。膨らむのは俗世と結ぶ、すけべ根性・要領の答え。でなけりゃ、現実と空想の境い目付かねえ、どうしようもねえ馬鹿。漫画好きとかの、どっかの首相。「部落」は劣等と、いい歳こいて思い込んでるのも「薫陶」の成果かい。


 読書百遍。想像力膨らむのは、鼻面エサぶら下げられねえ遊びの空間、自由の空間だけさ。