くだらねえってば―
くだらねえってば、同じ黒沢の『赤ひげ』も。戦後民主と科学と漫画屋のシンボルに祀り上げられてる手塚治虫の、『ブラックジャック』とかも。
分かるべ? 今更くだぐだ講釈しなくても。
「寄り添う」ってスタンス自体、下劣ってことさ。
あんたも民衆なんだぜ。馬鹿にされても、持ち上げられなくても、食うや食わずでも、母ちゃんのため、自分のため、子達のために必死こいて働くだけの。
持ち上げられねえとヘソ曲げるのは、官僚・インテリ・エリート・センセイ人種の得意技。人民は、あほかと思いながら持ち上げてるだけなんだぜ。
持ち上げられねえでも出来るかどうか。二束三文扱いで、それでも踏ん張れるか。勝負所はこっからさ。人民民主の共和制のね。