人民蔑視の二世体質と虚構のイエ

2009年2月22日(日)
 麻生首相は22日、青森市で講演し、民主党批判を展開するなかで「我々は教育基本法を変え、いい加減な教科書を変えた。相手の方はご存じ日教組。私どもは断固戦っていく。それが自民党だ」と述べた。自民党には昨年、日教組批判の議員連盟ができ、麻生政権発足直後に日教組批判発言などで国土交通相を辞任した中山成彬氏が顧問に就いている。(asahi com.)



 ひょっとこ面の坊やが、追い詰められて本音吐いたね。


 「それが自民党」かどうか知らねえが、それが俺達二世三世ってんなら、その通りさ。


 人民蔑視のおめえらは、ほんまもんの自由が憎くて―ってよりも怖くて仕方ねえのさ。


 いつも誰かに持ち上げられてなきゃ、自分が持たねえのは内心承知。誰も本気で尊敬してねえのも、ぴんぴん感じる。だがしかし、世間知らずで無能な自分は絶対認めたくねえ。だから吠える。お付きの誰も、ますますほんとのこと言わなくなる…。


 こういう奴らを生き残らせるのが虚構さ。虚構だけが唯一の砦。無能な人生が生き残るための。おイエの制度って奴。


 こいつぶち破るのは、ほんとは簡単さ。裸の自分信じりゃいい。そういう人民信じりゃいい。そこから始めるのが民主さ。自由さ。だから素直に呼びかける。人民に。ヘンな神座使わんでも。


 生身の自分直視できねえ奴、生身の自分に依拠できねえ奴。この手の奴が虚構に載る。おイエ万歳、万古不易の神の国万歳、ほんの一時の虚構の努力=偏差値が総てを決めてくれる科挙、官僚制万歳。無能無知な人民共、ひれ伏せ。


 労組、日教組なんて下らねえさ。だがこいつらはおめえらの影だ。おめえらがおめえらであり続ける限り、影は嫌でも付きまとう。踏んずけでも踏んずけでも付きまとうさ。なぜならこいつらは、子に威張りたくてしょうがねえ子離れできねえ親に引っ付く、親離れできねえ子だからだ。


 近親憎悪さ。人民民主の共和制から見ればね。