部分、部品になり下がるな・Ⅱ

 ぼ〜っと全体感じるべえ。こんな時代はとりわけ。

 こまっけえとこでピーチクパーチク。

 決まった課題、目先の課題、与えられた課題=エサん中で思考、行動、お答え探しの科挙学歴雇われサラリーマンじゃ駄目ってこと。

 エセの自然、エセの人の道、百年来の虚構ん中であぐらかく既得権、官僚宦官エリート共にゃ勝てっこねえさ。その程度の性根じゃ。

 「アタマ良さ」捨てなってこと。ぼ〜っと空見るバカんなれってこと。家庭家族ひとつ、真っ当にゃ維持できねえさ。このまんまじゃ。

 ぼ〜っと全体感じる。自分の全体、魂感じるってのと同んなじ。

 トータルな自分感じなきゃ、人や社会の全体だって見えっこねえさ。

 おおまかに、なにが大事か。やる時ゃ細心。

 できるさ。部分と全体。全体と部分。主は自分。まとめるのは自分、自分の感性。実人生で、真っ当な汗で鍛え続けるところのね。

 働けってのはこのこと。汗流せってのはこのこと。真っ当な一日のために。真っ当な感性のために。自前の意欲、自前の意思のために。ほんまもんの共感、ほんまもんの人情のために。ほんまもんの自立のために。