共和制の魂

 神はわが内にあり。

 この自覚があれば、額面上の神は何んでもいい。


 例えば―

 米好きはいい。土と共に生きるのはいい。

 だが、ここは瑞穂の国なんて言い出したら駄目なのだ。


 神は独立自立、孤独の汗の中で一人ひとりがつかむもの。

 そこでつかんだ神こそ、真の普遍と連帯に通じるワームホールなのだ。