共和制の魂

 原発報道を反省したり、犯人でっち上げ報道を反省したり。

 そのこころは―お墨付きが出たら反省する。どこかから。

 肝心かなめのその時に害悪ばら撒く奴隷根性は、死んでも反省しない。

 「無謬の天」の使用人・奴隷となることで賃金を得る、地位を得る、安心立命を得る。いまだ延々儒学仕様、民官そろって官僚仕様のこの国この社会の精神、社会構造。

 国民に隠した放射能拡散予測。アメリカにはすぐに御注進なんて、驚くに当たらない。

 奴隷は主を常に必要とする。無頼の作家が見抜いた通り、天皇だろうが軍部だろうがアメリカだろうがイワシの頭だろうが、なんだっていいのだ。帝国明治由来の偏差値仕様の科挙学歴で育った上目族、メダカ共には。

 天仰ぐ奴隷の視野に、民衆は存在しない。

 この国では「学ぶ」ほどに、学歴なるものを積むほどに馬鹿になる。こいつを本当に実感したことが、あんたあるか?

 仕組みと魂の宗教改革的改革は不可欠だ。腐り果てたこの国この社会に。存続しようと思うなら。



 共鳴共感、人の自立、魂の自立の共和制へ。一人ひとりに根を置くインターナショナリズムへ。