東京方面の脳力の低下

 この頃諸々を見るにつけ、東京方面の者達の脳みそ力の低下を感じる。

 妙に感情的になる。物事の捉え方が浅薄。気持ちの浮き沈みが表に出る。トーンが日によって違う。場当たり的、投げやり的な傾向がある…。

 放射能の影響には、思考力の低下や感情の鈍化などがあるとのことだが、そうかなという気にさせられることが結構ある。仕事なんかの関わりでも。

 俺の田舎も去年のこの月、放射能が結構降った。俺も、なりにくいとされる花粉症由来のぜん息が去年初めて出た。ストレスや歳のせいなど他の要素のせいかも知れねえが、タイミングが良すぎる。

 実は東京方面の者達のこの傾向は、原発事故以前にも感じていた。だから決定論にはならない。放射能の影響の。

 一昨年のこと。ある会議に出て、やり方考え方のあまりの浅薄、身勝手、御都合主義に、腹立ちを通り越して気持ちがすっかり冷めた。

 この理由はよく分かる気がした。昔の経験で。人を出し抜く。追い落とす。自分を守るためなら何でもする。人のことなどお構い無しに。

 不景気が東京というサラリーマン社会の本質本音、体質を露出させたんだろうとその時思った。

 冒頭の話も、こっちをベースに考えてもあらかた理解できる。不景気に由来する本質の露出。それにしても、ちとこの所ひどい。

 放射能がどこまで関わってるのか、いねえのか。結局はよく分からない。俺には。

 だが感じたこと、経験した事実はそのまま残る。理由はどうあれ対応するしかねえ。生きるために。