事務局好きの東京人
戦争時は前線でなく主計局。
左翼になれば労組書記局。
今風ならばNPO事務局。
そこに集まるお身内(インサイダー)情報大好き。
これが東京人だ。
三島由紀夫の親父(農林省の官僚)が、知識と手づるで田舎で息子を徴兵検査。体格のいい百姓基準の査定で格下となり、徴兵のがれしたのは有名な話だ。
俺の田舎の旧制中。配属将校に逆らった生徒は、徴兵時に南方の激戦地に送られて戦死。この手のさじ加減はいくらもできる。事務局官僚達には。
田舎の地べたで実直農業の農民共産党と、東大出大好きの事務局共産党。
俺のシンパシーは前者。俺の人生も前者。
前者の屍、野に累々。弔わわねえ限り、俺は死なねえ。
共鳴共感、義理人情、人は並立、人はそれぞれ、人は誰でも造物主の共和制へ。一人ひとりに根を置くインターナショナリズムへ。
(付記)
若者よ。チンピラ学園の応援団長・橋下なんかに騙されちゃ駄目だぜ。
あいつは最悪の大阪人だ。
最良の大阪人は言う。あいつは東京生まれ。