糞だった不平士族の民権運動

 明治初期の新聞。この歴史をリアルに掘り起こせば見えるだろう。「大物」政治家の周りで小銭をもらい、ゴロを巻いていた書生崩れの新聞記者共の姿が。

 いともた易く国権に転向し、勝ってもいない日露戦の「勝利」を宣伝しあおり、都市の愚民をたきつけ、侵略国家ニッポンを助長した者達。この種の者達の末裔は消し去られることなく、今も徒食を食む。腕組みして巷を見おろしながら。