2007-09-02から1日間の記事一覧

一生反抗期(初出 9/16/2006)

一生反抗期。 長兄はそれ。それで終わる。どう終わるのか。形にすがる。吠える相手の親父は、もういないのだ。 これは親に責任が。 子に責任が。 越えられないのは、親が虚像で生きるから。虚像など越えられるわけがない。 越えられないのは、子が自分を省み…

自分の本体(初出 9/18/2006)

ある宗教が自殺を禁じた意味は、よく分かる。 たかだか意識の分際で、無意識を含む自分を絞め殺すなんて、ふてえ野郎だ―ということだね。 無意識の主は私だ、なんて言われちゃたまらんけど。 意識に脅されない自分をつかむのは、大事だ。 意識の外皮は、突…

 疲れと自分と宗教改革(初出 9/18/2006)

振り返って思うのは、疲れの抜き方の大切さだ。 若いうちは勢いでやって行けた。それでも当然疲れることはあり、その抜き方が肝心だった。思えばよく失敗した。疲れの処理を誤ったばかりに、人生が大きく変わるということは、確かにあった。 四十代では死に…