2012-11-11から1日間の記事一覧

進歩の観念からの決別、保守の観念からの決別

進歩という観念が人間を駄目にしたという、保守的な者達の側(例えば「恒なるものを見失った」と言った小林秀雄)から提起され続けてきた批判は真っ当だ。 この真っ当さをいわゆる左の側で受け止め、乗り越えようとしたのが吉本隆明だった。 1960年代。…

参加の社会と主体の確立

劣化した人と人間を主体的に救うには、参加の社会作りが一番だと俺は思っている。 鋳型を抜け出た主体の確立。 結局はここに行き着く。 観念に掉ささない自分。 無私の本質も、ここにあると思っている。 我(が)を取り払った自分。 それは自己放棄や自己犠…

感じたものの表現。これは必須

自分の体で感じたものを、音符や絵筆、話し言葉や書き言葉で表す。 これは、どんな分野も変わらない。 (付記) 昨日、地区の集会に出た。 言われたことをそのまま運んで事を済まそうという人間の劣化状況は、相変わらずだ。 このままでは予算の無駄遣いにな…