2014-02-04から1日間の記事一覧

堂々巡りの雪の空

この国の知者達は、知の素人を嘲笑う。 虚構の知の解体の手がかりがそこにあるにも拘らず。 この国の民衆もおおむね彼らの仲間の素人の側では無い、知者の後ろに回って彼を嘲笑う。 素人は痺れを切らして印籠に手を伸ばし、時代は堂々巡りを繰り返す。

意識はいまだ封建

慣例からはみ出た同胞を叩く習性が抜けない限り、その種のバカさに骨の髄から気が付かない限り、権威という濾過装置は永遠に必要悪として存在し続ける。 民主主義とは異質の者同士の対話。近現代の西欧思想はこれで散々苦労したが、日本社会の知者達はこの種…

封建制下の解放思想

共同幻想としての自由、共同幻想としての解放、共同幻想としての反体制、共同幻想としての創造、共同幻想としての労働者…。 これらは皆自己発見では無く、所与のものとして人々の頭の中に存在する。朱子学的社会のネガとして。

母胎

人は汗水垂らして働いて家族と共に生き、どうにかこうにか余力を生み出して自分のものを作るものだ。 創造(想像)力の母胎は共に生きるという中に在るからだ。とりわけ思想や哲学の場合。

思想の自由なんて、大袈裟なもんじゃない

思想(想像力)の自由は人の根源。 ネジ一本でもまともに作ったことがあれば分かる話だ。

雑感

早朝に訪問者は少ない。 ツイッターに集う者達より、まともな者が多いということだろう。

「果報は寝て待て」

いつの時代も人は、搾取・差別されながらもどうにかこうにか余力をひねり出し、泥沼の底から真実を拾い上げて来た。 この種のものをまるで知らない労働力販売者達(賃上げ労組等々)。 革命が起きた暁にはオートマチックに真の労働者=創造者に成れると信じ…

続き

豊穣なる孤独を知らない者は、真の創造力を知らない。 あるのは解釈だけ。 人の顔色なんか見ないでまともにもの作りをすれば、すぐに気が付く程度の話なのだ。

民主主義はまだ無い

日本に民主主義はまだ無い。 人は人を集団的意識で差別するしか能が無い。 左翼やリベラルも仲間意識でしかつながらない。 自分という出発点が無い。 豊穣なる孤独を知らない。 個人を教条でしか理解出来ない。