(3) 腹の立つ東京人


 東京人ほど腹の立つ奴等はいない。
 汗を流さず、何かの上に乗っかる。それを当然と思う。
 立ち回りの嗅覚だけの者達。
 自分を自前の感性で、全的に感じ取ることのない者達。
 出来合いの形の上に乗っかって平然と対価を、不労所得を求める者達。
 こいつを、この精神構造をぶち壊すことが、社会と人間の革新だ。

 これは、田舎者と「劣等者」の負け犬根性をぶち壊すのと対だ。