2007-09-06から1日間の記事一覧

表現と自立

(初出 11/29/2006) 孤独に徹する時、心は温まる。 心が核を形成し、熱を帯びるから。 さみしさに駆られて他を求めれば、心は最大公約数を求めて拡散する。やがては四分五裂し、笑いたくもない所で笑い、泣きたくもない所で泣くようにもなるだろう。 関わり…

独語

(初出 11/28/2006) 高慢な女は嫌だ。 心の内側に、どんな悲しみを湛えていても。 持ち上げられなければ気がすまない男は嫌だ。 家庭にどんな不幸を抱えていても。 傲慢を打ち捨てる気のない者達は、行き着くところまで行くがいい。 その程度の努力は、最低…

「子」ではだめなのだ

(初出 11/16/2006) 昔、サラリーマンだった頃。私が熱心に仕事をすると、色めき立つ者達がいた。反発して。 「体制側」と思ったのだろう。 この種の「反体制」は、私が自分の意思で職場を去る時は、沈黙した。関係も、組織を辞めた時に切れた。 反発をテコ…

共和制は自己認識の問題

(初出 11/15/2006) 共和制は特効薬ではない。理想郷でもない。 ロシアも中国も、あの北朝鮮さえ共和国。事の本質はそんなところに無いと言えば、確かにそうなのだ。 私は、それでも共和制を想う。それは事の本質へ、自己認識の問題へと通じる回廊を持ち合…

黙って見つめる

(初出 06/27/2006) 黙って見つめる。それがいかに大事で、いかに難しいかは、自分を振り返ってみてもよく分かる。人は不安になると、相手に言葉を求める。私も同じだったが。それを軽蔑もせず、たじろぎもせずに黙することが、どれほど難しいことか。相手…

団塊なる者達 (その二)

(初出 1/07/2007) 世代に意味などない。 歳を取れば、たいてい誰も守りに付く。同じことの繰り返し。 ではなぜ団塊なるものを? たまたま実態知ってるから。関わった範囲で。 知る者達の一人でも、生きたと感じさせる者がいたら、若気の自負や観念など、チ…

さらばプチブル達 (追補)

(初出 1/16/2007) さよなら、他人のアタマを載せた者達。

嘘と虚構 (団塊なる者達 (三))

(初出 1/16/2007) こいつらがせっせとやったのは、頭で自分を正当化することだった。 「革命なんて古い」 「インダストリアリゼーションの進行で社会は変わった」 「多国籍企業がコッカの概念を変える」… 当たってたぜ。カビの生えた革命話よりは。 その正…