（初出 03/22/2007 やめちまったサイトより） 親が子にできること。 それは、丸く心を膨らましてやることだ。 いびつから、断片の価値から子を護る。 それには父が、捨て身で心を無にすることだ。 断片の価値の横暴を、家庭で許さない。入ったそいつを解体す…

（初出 03/22/2007 やめちまったサイトより） 以前宇宙を飛び、今はどこかの田舎で百姓生活をしている人物の話を聴いた。 説教調が抜けないのは、いまだあちら側の人ということだろう。田舎者は口開けて聴いてても、その辺は嗅ぎ取る。 一つ記憶に残ったのは…

（初出 03/21/2007 やめちまったサイトより） 無意識の世界を耕す。 わが身を振り返っても、それは大事だったと思う。 ケチな話だが、中学生だった子供達に「試験の前は、人と話さない方がいいよ」と言ったことがある。上の子も下の子も「そうして良かった」…

(初出 03/20/2007 やめちまったサイトより） 子どもの頃。あれはインフルエンザだったかお多福風邪だったか―。高熱にうなされて、変な夢に取りつかれたことがある。 俺の頭上で、誰かが見下ろし高笑いしてるのだ。俺はといえば、夢の感覚なので言葉で言えば…

（初出 03/18/2007 やめちまったサイトより） 無意識を奪取されるな。 無意識は自分の魂そのもの、体そのものだ。 不安、怯えは、無意識の闇からやってくる。自分の空虚への警告として。 自分を振り返ればいいことだ。自分で埋めればいいことだ。 脅迫に屈し…