2013-01-01から1年間の記事一覧

コミューン=暮らしの小単位

「日本には上昇の仕組みしかなかった。パリの裏町には助け合いがあった」 日本に失望し、パリで腕を磨いた画家はそう回顧したという。 この種のものはあるのだろうと思う。 コミューンとは暮らしの助け合い、相互扶助だ。 そこから腹を割ったつながりが生ま…

労働

三十三年前まで働いた大阪の職場に、仕事をすることによって自分を保とうとする男がいた。 東京の下町の工場地帯の出の彼は、職場では俺と同様、エリートでは無かった。 彼は立場によってわが身を保つ者達、エリートを毛嫌いしていた。そしてよく働いた。 彼…

何を想定して書くか

何を、誰を想定して書くか? 結論を言えば自分の中の他人を、社会的な自己を想定して―ということになる。 なぜそんな作業が必要になるのか? 自分を見つめ直して先に進むため。こんなところだろうと思う。 ツイッターってやつは、そのためにはいい場所なのだ…

前衛

前衛とは普通のおっさんになること

暮らしと労働

人にとって大事なのは暮らしと労働だ。 自分が生きる。実に当たり前だが、ここに総ての始点がある。 この延長上に、自分にとっての総てのvisionが生まれる。 一番大事なのは、何ものでも無い自分に依拠するということ。社会的に付与された括弧付きの「自分」…

観念のお遊びに腹が立つのは当たり前

医者が病人よりも病人の患部(検体)の方に興味があれば、病人が怒るのは当たり前だ。

♪労働に打ち鍛えて

1960年安保の頃、俺は小5だった。 その頃なぜか覚えた歌がこれ。「♪労働に打ち鍛えて 稔らせよ学問を…」。国際学連の歌。 たまたま付けた歌詞かもしれねえが、ほんとその通りだなと思う。今になって。 どんな雇われ仕事でも日雇い仕事でも、体でぶつかって…

肩書きや名声。それは建前社会が勝手に貼り付ける看板

何かにこだわると、人はそこでどん詰まりになる。 典型は肩書きや名声(または汚名)だ。 それは他人が貼り付けるもの。自分では無い。考えればすぐに分かることだ。 なのでこだわる理由なんてまるで無い。 こだわると、そこで発想は立ち行かなくなる。 下手…

保存しとかねえと…

ツイッターてのは通過するだけ。 ちゃんと保存しとかねえと。自分のために。 おいおいやるべ…。

ただの愚痴です

教養主義のおっさん(おばさん)相手にもの書いてもしょうがないし、さりとて若けりゃいいってもんでもねえし…。

今朝のひとり言

人間期待はせず。さりとて絶望もせず。 この辺が自分に向けての基本スタンスでもあるような気がする。 飯食うことに懸命。これが土台にねえと、どだい力が湧くわけはねえ。

たまにゃこっちに書いてみる

たまにゃこっちに書いてみる。 労働を知らない「労働」者。戦闘を知らない「軍」人。事務局、労組、主計局。 共通項は? どれも民衆を軽蔑し、民衆の上位に出たがる。 本当の汗、本当の労働。労働力の販売+αの労働。 こんなイロハも分からん者達が革命だ、…

変革の原動力としての労働

マルクスの言う剰余価値。価値の単純再生産では無い、労働者が生み出すプラスアルファの価値。このピンハネが資本制社会の本質だ。これを安心して調達するために資本家や統治者達は、もっともらしい正義の幻想(言い訳)を生み出す。それは国家であり、例え…

労働と生活

労働―労働疎外。この「初期マルクス」は面白い。この遠い昔の感覚は、今も変わらない、というか蘇る。つい身を入れて働いちまうその都度。 つい身を入れて働いちまうその都度、けつまずくから面白い。 けつまずいて思う世の構造、人の構造、自分の構造。 意…

気が変わった

「ツイッターは遠慮するところじゃない。あくまで基本は独り言…」「ドイツ・イデオロギー」「労働…」。 こんな楽しい言葉は他じゃ拾えない。 気が変わった。もうちっと続けてみる。

働くことと学ぶことと新社会の理念

この頃思うのは、人間働くのは早い方がいいということだ。 実際、創造レベルで何かをしようと思ったら、年齢的に大卒じゃ絶対的に遅い。自分を振り返って思う。 中卒か高校中退ぐらいが本当はいい気がする。年齢的に。資格を欲しがる人生で無ければ。 強いら…

自分の尻でもひっぱたきな

「伊吹衆院議長は9日、岐阜市で開かれた自民党岐阜県連の政治塾で講演し、体罰の是非について「戦争直後の教育を受けたので、私もだいぶ殴られた。しかし、嫌な思いは残っていない」と自身の経験を明かした後、「体罰を全く否定しては教育はできないと思う…

仕事すんべ

人間、食うために働く。これが一番だ(当たり前か)。 その中で、やむにやまれぬことにぶつかることがある。仕事の中で。 そんな時ゃ大変だが、腹据えてやるしか無いこともある。 自分を絶対に正統化しねえで。特に嫁さんに。 暮らしは絶対に守る。この強烈…

ツイッター考 その2

ツイッターって奴はリハビリみたいなもんだ。俺にとってもそうだった。 終了。もう少しまとまったことを書こうと思う。 世相を眺めるにゃ便利なので、覗くことはあるが書くのは辞める。両方は無理。 窓は開けてあるので、向こうから来る人もいるかもしれない…

肉体を持たない人々に何を言っても無駄だ。 受容器がない。受け止めるための。 非難したところで始まらない。 そういうものとして受け止めて、やり方を変えるだけ。 大事なのは、そういう人々をまるごと受け止めることだ。そういうものとして。 自分のために…

労働・労働疎外と前衛的人々

「‏@KarlMarxbot 一方の人々は偏狭な都市動物に、他方の人々は偏狭な農村動物にされ、両者の利害の対立を日々新たに生み出す。ここでもまた、労働がものごとの要であり、諸個人を支配する力である。(ドイツ・イデオロギー)」。これは労働の定義というより…

ツイッターとの関わり・一先ずのまとめ

仕事を放り出してツイッターの洪水の中に身を置いてみて良かったこと。それは自分の中の意識無意識を浮かびあがらせることが出来たこと。それと人の意識は多層的だということの確認だ。これはブログの類を何年書いても、そのレベルで関わっても分からなかっ…

はてな?

はてなって全く誰も来ないことがあるよなあ。 書く中身によって。

三島由紀夫と東京人

「自分の言語というものは、自分の中から出てきた、あるいは自分の意識しない……言葉が存在しないようなところから出てきている」。(先日引用の三島由紀夫の言葉)。 これって当たり前だよな。 だがバルバロイ(文化外の野蛮人)を怖れ、軽蔑していた三島に…

天皇(制)考

天皇(制)なんてものは、罪を憎んで人を憎まず的に考えればいい。 個人は概して善人。国家(を盾に利益をむさぼる勢力)のために何代にも渡り使役されてきた犠牲者と見ることも。 祭壇上のいけにえの忍耐。ここに国民民衆をもしばるへんてこりんな美徳が生…

大衆の原像

昔、吉本隆明は「大衆の原像を(思想に)組み込め」と言った。 自民党にはかつて、教条左翼や講壇(説教)民主主義者以上にそれが出来る一派がいた。 自民党は今、先祖がえりの説教右翼ばかりになってしも〜た。

「ムチでしばいて」の終焉

「暴力指導で女子柔道選手、JOCに告発」。 「頭ごなし」をもくろむ統治者達とまるで異なる時代の流れ。

要は主体の問題

「人生奮起した時に」。 時期外れは金にならない。それは親が言った通り。朱子学的教養世界では。 主体は自分。 本当にそう実感していれば、どうでもいい話だ。時期外れだろうが何だろうが。 「主体は自分」を実感させないのが、いまだ続く朱子学世界。 こい…

学歴と学問

俺の親は、馬車引きがある時発奮して勉強し弁護士になったが、客が無くて自殺したと鼻で笑うところがあった。 「身に着けるべき時期にしっかりした教育(学歴)を」。 「身に付けるべき時期」を解体し、人生奮起した時に知恵や知識を身に付ける。 これがほん…

義兄の死に立ち会った。 中卒で大工になり板前になり。雪の田舎を一度も出ること無く死んでいった。 教師はぜひ高校にと言って来たが親は拒んだ。金が無い。日銭を取らせた方がいい。 体裁のため見栄のため、借金しても子の「上昇」を願う俺の田舎(俺のイエ…